秋桜さん「あ、ゆうくん。」
勇気くん「ごめん。待たせちゃった？」
秋桜さん「さっき来たばっかりだから大丈夫だよ。それにまだ約束の時間になってないもん。」
秋桜さん「今日はどこに行くの？」
勇気くん「尾道ってとこ。知ってる？」
秋桜さん「ん～・・・名前は聞いたことある、かな？」
（千光寺公園）
勇気くん「あっちに展望台があるんだ。行ってみようか。」
秋桜さん「うん。」
勇気くん「はいソフトクリーム。」
秋桜さん「ありがとう。オレンジ色だ・・・・・あ、これおいしい！」
勇気くん「みかん入ってるって。美味しいね。」
秋桜さん「ゆうくん・・・『恋人の聖地』だって。」
勇気くん「うん。だから秋桜と一緒に来てみたかったんだ。」
秋桜さん「・・・う～」
秋桜さん「えっと・・・『文学のこみち』？」
勇気くん「ちょっと歩いてみよっか。」
(町並み散策)
秋桜さん「お城だ～」
勇気くん「尾道城だね・・・昔からあるわけじゃなくて観光用に作られたものらしいよ。」
秋桜さん「ふ～ん。・・・あ、窓がアルミサッシ（笑）」
勇気くん「（笑）」
勇気くん「・・・・・・・・・」
秋桜さん「・・・なあに？」
勇気くん「・・・いや。急な坂だし、足元気をつけて。」
秋桜さん「・・・うん。」
勇気くん「・・・・・・・・・」
秋桜さん「ゆうくん・・・さっきからなんか変だよ？」
勇気くん「・・・えっと、いや、秋桜が可愛すぎて見とれてただけだから。ゴメン。」
秋桜さん「えっ？えっ？！うわっ・・・私そんな可愛くない・・・」
勇気くん「いやいやいや、ホント可愛いっていうか、もう天使？好き過ぎてちょっとヤバイくらいですよ？」
秋桜さん「う～～・・・・も～」
勇気くん「・・・尾道って何気ない街角からの景色がすっごく絵になるんだ。ここからの眺めもほら」
秋桜さん「・・・うん、いい感じだね。」
勇気くん「だから映画やドラマのロケにもよく使われてるんだよ。」
秋桜さん「へ～」
勇気くん「・・・あ、あのさ」
秋桜さん「あっ！」
秋桜さん「ゆうくん、猫！猫だよ！！」
勇気くん「・・・お、おう。」
秋桜さん「すごいおとなしいよ！さわっていいかな？」
勇気くん「・・・いいんじゃない？」
勇気くん「・・・・・・・それよりさ、手つないでいい？」
秋桜さん「え？あ～・・・うん。いいよ。」
勇気くん「いや、ごめん。さっきから何度も言おうとしたんだけどさ、何か恥ずかしくてさ・・・・」
秋桜さん「それであの発言だったの？・・・・・ゆうくん、恥ずかしがるポイントずれてる・・・」
(市街地)
秋桜さん「もう日が沈んじゃったね。」
勇気くん「そろそろ帰ろっか。その前にもう少しだけ付き合って欲しんだけど・・・大丈夫？」
秋桜さん「うん。いいよ。」
（千光寺公園 展望台）
秋桜さん「最初に来た展望台だね。」
勇気くん「うん。この時間にここに来るのが今日ここに来た本当の目的なんだ。下を見て。」
秋桜さん「あ・・・・凄っ・・・綺麗。」
勇気くん「この景色を秋桜と見たかったんだ。」
勇気くん「今日はありがとう。」
秋桜さん「・・・・ゆうくん。」
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（翌日、学校）
秋桜さん「・・・・・・・」
山田さん「独自研究の域を出ない話なんだけど・・・」
山田さん「秋桜がこういう表情してる時はエロい事を考えている時ね・・・・」
百合さん「あ～～。・・・これはエロい事考えてるわ～」
秋桜さん「ちょっ・・・考えてない！考えてないよ？！」
はい。というわけでamagaseさんのお誘いで参加した、ととりべさん主催の尾道ドール撮影会での写真でございます。
基本的に人前での撮影が出来ないおいらが一般道でのロケとか、こういう機会でも無ければ不可能でございました・・・ありがとうございました。超楽しかったっす！
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